「啓蟄」は虫が出てくる、花粉症もひどくなる!

今の時期は二十四節気では「啓蟄」(けいちつ)といいます。
「啓蟄」とは「冬籠りの虫が這い出る」ということを意味しており、まさしく春の芽吹きの季節なのです。
もう一つ、「啓蟄」のころは「花粉症」の症状が悪化してくる時期でもあります。ここ10数年は黄砂の影響がこれに加わり、ますます厄介な状態になっております。

花粉症とは、「身体が自らを掃除するために、意図的に起こす排毒作業」に他なりません。花粉を有害物質と勘違いしているのではなく、無害な花粉を利用して 身体を掃除しているという考え方もできます。

季節にはリズムがあり、春は肝臓を綺麗にしようとする働きが強くなる時期です。花粉症の多くは、この肝臓の排毒を主な目的にしています。 肝臓は数千種類の科学処理を行い、口から入ってくる物すべての解毒処理を引き受けています。環境汚染や添加物などの問題が深刻化してきている現代、肝臓にはかなりの 負担を強いています。子供に花粉症が増えている原因であるともいえます。
「肝臓」をいたわることがとても大切になってきます。そこで、肝臓の機能を強化して、弱った時には再生の働きをする タウリンは、アトピー・喘息・花粉症・鼻炎を治していくときに ぜひ、気をつけて取って行きたい栄養の一つです。
タウリンはタコやイカ、牡蠣やサザエなどの貝類に多く含まれている栄養素(アミノ酸)です。ぜひ食事にとりいれてください。

私も花粉症です。いろいろ対策をとっていても、外出先などで薬も何もなく「くしゃみ・鼻水・鼻づまり」の症状がでてきたときに応急処置として使う「鼻炎のツボ」をご紹介します。
「迎香」
小鼻の左右、それぞれ最も広がったところのくぼみに位置します。強く刺激します。
「上星」
頭頂部と鼻を結ぶのライン上で、髪の毛の生え際から指1本分上のところにあります。少し痛みを感じる程度の強さで押さえると良いようです。

花粉ツボ1花粉ツボ2

熱が出たら、解熱剤を飲みますか?

昨日からめっきり春の陽気で気分もウキウキですが、来週の中頃にはまた気温がさがるみたいです(T_T)
気候の変化がまだ激しい時期ですが、関西では『奈良のお水取り』が終わるまでは、気候が安定しないと言われています。
温かいからと薄着になり、油断して風邪をひいてしまわないように気をつけたいですね(^ ^)!

風邪で熱が出ると、まず西洋薬の解熱剤を飲むという常識が最近になって疑問視されています。
発熱は細菌やウイルスなどの侵入に備えて免疫系を活発にし、体の防御機構をフルに働かせようとして起こる現象です。そこを、解熱剤で無理に体を冷やすことで、かえってウイルスは増殖しやすい環境になる
ため、治療を送らせてしまう結果に(T_T)
ただ、熱が出るとしんどいしどうしよう、そんな時は、葛根湯エキスと地竜エキスの組み合わせがオススメです!
地竜エキスには穏やかに熱を下げ体外に逃がす作用があり、葛根湯は体内の熱産生を高め体を温めることで、発汗を促します。この2つの相乗効果により必要以上に体を冷やすことなく、防御機能が充分に働く状態が保たれます(^ ^)
熱でしんどい!風邪をはやく治したい!それ以外でもお困りの症状のある方、山田衛生堂までご相談ください(^ ^)

写真は、奈良のお水取りの様子です!この火の粉を浴びるとその年は無病息災ですごせるとか(^ ^)一度いってみたいですね!

奈良1