今の時期は二十四節気では「啓蟄」(けいちつ)といいます。
「啓蟄」とは「冬籠りの虫が這い出る」ということを意味しており、まさしく春の芽吹きの季節なのです。
もう一つ、「啓蟄」のころは「花粉症」の症状が悪化してくる時期でもあります。ここ10数年は黄砂の影響がこれに加わり、ますます厄介な状態になっております。
花粉症とは、「身体が自らを掃除するために、意図的に起こす排毒作業」に他なりません。花粉を有害物質と勘違いしているのではなく、無害な花粉を利用して 身体を掃除しているという考え方もできます。
季節にはリズムがあり、春は肝臓を綺麗にしようとする働きが強くなる時期です。花粉症の多くは、この肝臓の排毒を主な目的にしています。 肝臓は数千種類の科学処理を行い、口から入ってくる物すべての解毒処理を引き受けています。環境汚染や添加物などの問題が深刻化してきている現代、肝臓にはかなりの 負担を強いています。子供に花粉症が増えている原因であるともいえます。
「肝臓」をいたわることがとても大切になってきます。そこで、肝臓の機能を強化して、弱った時には再生の働きをする タウリンは、アトピー・喘息・花粉症・鼻炎を治していくときに ぜひ、気をつけて取って行きたい栄養の一つです。
タウリンはタコやイカ、牡蠣やサザエなどの貝類に多く含まれている栄養素(アミノ酸)です。ぜひ食事にとりいれてください。