腹式呼吸のチカラ

今日は寒いですね。

今は二十四節気でいう「雨水」の期間にあたり、雪が雨に変わり、春に向かっていく節目とされておりますので、徐々に、確実に春は近づいてきております。

春は自律神経のバランスが乱れやすい時期です。
今日は手軽な方法で自律神経のバランスを整える方法をお教えしましょう。

 それは「腹式呼吸」です。

普段、私たちのからだは副交感神経と交感神経がバランスをとりながら、呼吸、消化、発汗、体温などの働きを調節していて、私たちが意識してこれらの働きを調整することはできません。

ところが、呼吸だけは意識的に行うことができます。私たちは普段、無意識に呼吸をしていますが、意識して呼吸することもできます。

意識的に呼吸することで、自律神経にアプローチすることが可能なのです。つまり、呼吸法によって副交感神経と交感神経のバランスをコントロールできるのです。

呼気(息を吐くとき)は副交感神経が、吸気(息を吸うとき)は交感神経が活発に働きます。

「ゆっくりと息を吐く」ことで副交感神経が優位になり、からだはリラックス状態になるのです。

現代人は、仕事や家事、人間関係などの悩み事で交感神経が過緊張になりやすい環境で暮らしていますが、腹式呼吸で副交感神経を優位にして、自律神経のバランスをとることができるのです。

「腹式呼吸」のやり方は簡単です。姿勢を正して、鼻から息を吸い、ゆっくりと口から吐き出す。これだけです。

毎日5分~10分の呼吸法ですので、TVでも見ながら気軽にやってみてはいかがでしょうか ?

腹式呼吸

免疫力を上げよう

カウンセラー戸井です。
インフルエンザが相変わらず猛威を振るっていますが、ここ10年間で患者数が2番目に多いとのこと。
予防接種、うがい、手洗いなどの予防も大切ですが

わたしたちの体には「免疫」という自分と違う異物を攻撃し排除しようとするシステムが生まれつき備わっています。

体内に侵入した細菌やウィルスなどの異物を排除する白血球ですが、そのうちの63%が細菌、ウィルスなどを食べて処理する好中球とマクロファージで残りの35%がヘルパーT細胞やキラーT細胞などのリンパ球になります。

マクロファージは、異物の侵入をヘルパーT細胞に伝えます。
そして侵入した異物を攻撃するのがキラーT細胞です。

そういった素晴らしい自然治癒力があるのに、ストレスや加齢、不健康な食生活などで簡単にその力が落ちてしまいます。

薬にも免疫力を上げるものはありますが、それはリンパ球を活性化するものです。
写真の絵で例えると、異物を攻撃する兵隊さんは増やしていきますが肝心な指令を出す大将(マクロファージ)が働かない為に攻撃して敵(ウィルス)を倒すことができません。
まずは、マクロファージを活性化させないと上手く機能しないのです。

免疫細胞の8割は腸でつくられています。
不健康な食生活をしていては免疫力を上げるどころか、ますます低下していく一方です。

免疫力を上げる為には、毎日の食生活から見直すことが大切なのです!

「疲れやすくなった」
「風邪をひきやすくなった」
「風邪の治りが遅くなった」

そんな方、ぜび戸井までご相談ください。(^o^)/

免疫