梅雨明けで、むわーっと、熱いですが、
本店調剤室では、私の母の弘子先生が
特大の乳棒と乳鉢と熟練の技で
「あせもの薬」の調合に奮闘しております!
薬局製剤の「あせもの薬」は創業以来の人気商品。
今年も追加生産です!
昭和30年代の近所の銭湯には、当薬局の「あせもの薬」が
ずらーっと並んでいたという逸話もあるんです~
エアコンが普及したおかげで、現在では、あせもで悩まれる
方は少なくなったかもしれません。
正式名「ジフェンヒドラミン・フェノール亜鉛華リニメント」
は、製造販売業許可を得た薬局が製造できる皮膚薬。
リニメント製剤に欠かせないトラガント末をダマにせずに
きれいな製剤にするのは、すごいテクニックと力が必要で、
この時期になりますと、弘子先生の出番なんです。
成分の「フェノール」は、虫の毒を中和する効果、
「酸化亜鉛」は患部のジュクジュクを吸収し、
乾燥させる働きと皮膚を保護する働きがあり、
この製剤を塗布すると
気化熱により、皮膚薬の中で最も冷やす作用があるため、
非ステロイドですが、炎症をよくとってくれる
優れものなんです~。
あせも薬特有の白さも残りませんよ。
「あせも」はもちろん、夏の皮膚トラブルである
・虫刺され
・ウィルス性疾患
・日焼けあとの炎症
にも大変おすすめです!
30gで900円+税です(^_^)/